そんな訳で

 いい作品を読めば概ね気分のいい哲学さんです。
 しかしまぁ、なんというか、大抵はいい作品を読んだ場合は哲学さんてば「よし、自分も頑張らないとな」と思うのですが、今回は完全に「楽しい」という快楽原則でとまってますね。消費してそこで満足してます。
 いやまあ、開始してオープニングでヒロインのスカートがめくれてその中身について四頁半に渡って延々と描写されてるのを読んで「ダメだ!! 哲学さんにはここまでの力はない!! 無理だ!! 完全に西尾維新に負けた!」と屈伏してしまったので後は楽しむだけでしたね。哲学さんには色々と足りないものが多いですが、やっぱりお色気は重要ですね、としみじみ思いました。果たして哲学さんが色気のあるシーンを書けるのはいつの日のことか。色々と頑張らないといけませんね。しかし、果たして並の作家にはスカートがめくれただけで原稿用紙を4頁半も埋めることが出来るのでしょうか。西尾維新という作家の恐ろしさを垣間見ましたね(そこかよ)。ヒロインと殺し合いしてるシーンなら哲学さんは幾らでも原稿用紙を埋められるのに!(ダメ嗜好)
 なにはともあれ、面白かったので満足です。