SFはメジャーじゃない?
でまあ、そんな訳でSFってのはうざったい知識が必要になってきたりするのでオタク界でも敬遠される。
「新吼えろペン5巻」にて、主人公である漫画家「炎尾燃」がマンガ雑誌を作る話がある。その時は親友である「流星」と以下のような会話がある。
炎尾「やはり巻頭はこの人だな!
バシーッとハードSFアクションで!」
流星「いや、冒頭にSFを持ってくると読者が離れる……」
「いや、冒頭にSFを持ってくると読者が離れる……」
「いや、冒頭にSFを持ってくると読者が離れる……」
「いや、冒頭にSFを持ってくると読者が離れる……」
orz←最近SFものばかり書いてる。
まあ、それでもSFを巻頭に持ってきたい炎尾に対して流星は
流星「――だったら単なるアクションモノではなく――
背後にちょっと宗教色の感じられる、壮大なスケールっぽいものならいいんじゃないか?」
炎尾「ちゃんとエンターテイメント性の強いやつな!!」
やっぱ島本先生は偉大だな、と思った瞬間。
なんにしても、SFは膨大な知識の垂れ流しになりやすいので、そういうのをなるたけ食い止めて、ストーリーの面白さとエンターテイメント性で読者を引っ張っていかないといけないのである。
ちなみに、私が最近書いてる「Gaia Fragments」だが、知り合いに感想を求めると
「ああ、面白いよ。ちょっと説明多いけどね」
「あー、説明文が長いけど面白いよ」
「面白いんじゃない?説明文長いけど」
お、お前らぁぁぁ!