2007年上半期ライトノベルサイト杯 投票エントリー

 今年もやってきたラノベ杯に取りあえず投票しようと思う。
 私が選ぶのは以下の通り。

●新作・新人部門
人類は衰退しました
人類は衰退しました (ガガガ文庫 た 1-1)
【07上期ラノベ投票/単発/9784094510010】
クジラのソラ 3 (3)
 ぽわわーん、とほのぼの世界滅亡観察日記。
 何かとてつもないことが起きてるようで、実はそうでもなく、閑職をそれなりに面白おかしく暮らす少女の話。
 会話の妙などを楽しみたい方や、世界観の雰囲気を楽しみたい方にはオススメの一品。

DDD1
DDD 1
【07上期ラノベ投票/単発/9784062836098】
 奈須きのこ氏のダークで鬱で、非常に後ろ向きな話。
 終始後ろ向きなんだけど、主人公以外が面白おかしくて前向きな感じのやつらが多い。
 特に敵側が。
 ポニーテールの妹には期待している。

カナスピカ
カナスピカ
【07上期ラノベ投票/単発/9784062138574】
 オーフェンやエンジェルハウリングなどでおなじみの秋田先生の最新作。
 テーマとしてはエンジェルハウリングに近く、しかし今までの作品と違って凄くまっすぐな作品。
 人と人との距離を、高さを、思い出を感じる作品。

電脳コイル
電脳コイル 1 (1)
【07上期ラノベ投票/単発/9784198507435】
 少女と少女が出会う、サイバーパンク小説。
 アニメが原作だが、こちらはこちらで別の世界観を形成しており、より童話的な内容になっている。
 というか、アニメが凄いオススメです。

ミミズクと夜の王
ミミズクと夜の王
【07上期ラノベ投票/単発/9784840237154】
 とてもやさしいおとぎ話。
 ただ、それだけのこと。
 でも、それがいい。


●シリーズ部門

BLACKBLOODBROTHERS7
BLACK BLOOD BROTHERS 7 (7)
【07上期ラノベ投票/複数/9784829119211】
 第二部完結、と言った所。
 九龍血族としてはまさに「勝った!第二部完ってやつだ!」と言うくらいに主人公がボロ負けする話。
 でも、ゼルマンはとてもカッコイイし、ミミコも凄い急成長したりと怒濤の展開。
 これからが楽しみで仕方ない一品。

封仙娘々追宝録10 天を決する大団円(上)
天を決する大団円 上 (1) (富士見ファンタジア文庫 51-16 封仙娘娘追宝録 10)
【07上期ラノベ投票/複数/9784829119310】
 予想もつかないどんでん返しを毎回見せてくれる脅威のストーリーテラーろくごまるに先生のシリーズ完結前ふり作。
 様々な前ふり、伏線を張っておいて、さあこれからっ!という期待をこれでもかというくらいに煽ってくれるこの作品。
 とても次回に期待している。

文学少女と穢名の天使
“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫 の 2-6-4)
【07上期ラノベ投票/複数/9784757735064】
 毎度毎度いい感じの悲劇とか鬱をかましてくるけれど――それでもどこかに必ず救いがあるとても優しい物語。
 でも実はじわじわと迫ってくるヤンデレ幼なじみが楽しみで仕方ない。

クジラのソラ03
クジラのソラ 3 (3)
【07上期ラノベ投票/複数/9784829119303】
 インフレ上等のスペースオペラ的ゲーム物語。
 この人の形作る世界観とか、詰め込みすぎの設定とかが好き。


とらドラ
とらドラ・スピンオフ!―幸福の桜色トルネード (電撃文庫 た 20-7)
【07上期ラノベ投票/複数/9784840238380】
 天然フェロモン娘と不幸男のお話。まあ、なんのかんので面白かったので一票。


 ミーハーな並びになったけれどまあ、こんなもんで(笑)