ざっと感想を

 いやー、今週もコードギアス面白かった!!
 というか、C.C.はやっぱりメインヒロインだな。うん。
 つらつらと最近読んだものの感想を



アニメ【コードギアス】stage15  喝采のマオ
コードギアス 反逆のルルーシュ 1 [DVD]
 まあ、マオの倒し方は予想通り。録画と人海戦術ですな。
 ただ、今回はCCとルルーシュの二人の言葉のかわいあいが私ごのみだった。互いに仲間じゃないと言い合い、ラストで「これは俺からお前への契約だ」の言葉に痺れる。
 ギアスとは古代における「誓約」。誓いを守る限りに力を得るが、それは同時に誓い<ギアス>に縛られてしまうことにもなる。「誓約」は「制約」という「代償」を得る。物語の根幹に繋がる重要な話でしたな。
 その代わり、ここ数話は初期ほど話がドタドタと進んでいない。他に比べれば早いものの、前半が早すぎたせいで凄くゆっくりしてる風に錯覚してしまう。コーネリア殿下死んでないし(笑)コーネリア役の声優たる皆川さんはいつ殺されるかびくびくしてるらしいが、果たして(笑)
 あーあと、ヴィレッタがやけに可愛く。でも、扇じゃなくてジェレミアとくっついて欲しいと思う私。
 やっぱりシャーリーは後々記憶が戻って、ルルを庇って死にそうだ。
 でも、来週からまた加速しそうだ。



アニメ【京四郎と永遠の空】第3話
 冒頭から絶対天使のマスター三人によるシャワー実況中継に吹いた。そして、OPED除けば実質20分のアニメの間に10回も「拝啓、私の王子様へ」と脳内で唱える主人公。おいおい、2分に1回は「拝啓、私の王子様へ」と言ってる計算じゃないか。恐ろしい子!!
 毎回毎回花びらを散らすのが大変になったのか今回は花びらは少なめで「それは美しい光景でした……(キラキラーン)」と光ってた。光りすぎ。
 話は段々まともになってきたがやはり演出が変態的だった。
 でも、この作品にはもっと見てて苦痛になるくらいの変態さが欲しい。




アニメ【まなびストレート】第三話
がくえんゆーとぴあ まなびストレート! STRAIGHT1 期間限定版 [DVD]
 破天荒な主人公が閉塞的になった高校生活を楽しい日常に変えるというプロットはやはり私好み。とはいえ、今回は主人公がちょっと挫折する話。だが、見れば見るほどこいつら高校生じゃない。愛光学園以外みんな小学生にしか見えん。
 でも、ツンデレキャラのメイのまぬけっぷりと主人公のアニキの兄馬鹿ぷりは楽しかった。
 しかし、やっぱり高校生じゃないよ、こいつら。
 世界観は「中学卒業したら働くのが当たり前の世界」でやりたいことがみつからず取りあえず高校に進学して、勉強くらいしかすることがない将来の展望のない高校生ばかりの世界。学級崩壊が囁かれる中、一体どういう学校生活がよいのか、と模索してるのだろう。だから、登場人物達が高校生なのは分かる。
 ならちゃんと高い等身で見たかったなぁ。登場人物の実に8割がロリぷにツルペタの女の子だもの。




漫画【ジパング】(作:かわぐちかいじ)27巻
ジパング(27) (モーニング KC)
 盛り上がってきた!!
 マリアナで始まったアメリカと日本軍の海戦は激戦を極め、草加の思惑と交錯する。今巻は一日目の夕刻までで終わるが、本番は次の巻から。今からワクワクが止まらない。




漫画【まなびストレート】(作:スタジオたぁたんちっく)1巻、2巻
 アニメは独特のテンポで進むので好き嫌いが分かれる。初心者には漫画版の方がオススメ。とはいえ、等身が……(略
 この作品はアニメと漫画どちらも同時制作なので原作がどちらかとは決めがたいが、比重としては多分アニメが原作か。たぁたんちっくはufotableの漫画制作部門でアニメ部門とスタッフがいくらか被ってる。でも、漫画の方が分かりやすい。



漫画【邪眼は月輪に飛ぶ】(作:藤田和日郎)第一話〜第五話(ビッグコミックスピリッツにて連載中)
 鵜平燃え!!鵜平!鵜平!そんな感じでどんどん話に引き込まれていくのだが今回ついに輪も本格的に参戦。第四話が鵜平が覚悟完了する話なのに対し、第五話は輪が覚悟を決める話。
 ……たぶん、鵜平は失明してるんだろうなぁ。なんかこのままだと「犬」は輪がしそうだが、マイクに頑張って貰いたいなぁ。
 ともあれ、生き物を見ただけで殺してしまう化け物<ミネルヴァ>が求めていたのは孤独を癒してくれる同族で、恐らく同族ですら殺してしまう<ミネルヴァ>がやっと見つけた相手というのがフクロウの彫刻というのは泣ける。



小説【クジラのソラ 02】瀬尾つかさ
クジラのソラ〈02〉 (富士見ファンタジア文庫)
 相変わらず面白い。悔しい!!でも面白い!!
 この人は本当に才能があるなぁ。くそう、私もこんな話書きてぇー。
 まあ、それはともかくとして、内容はゲームの真の目的が少しずつ明らかになりつつ、その中で主人公達が迷いつつも百合百合しながら進んでいくという話。主人公雫(♀)に、対し、本妻が知香(♀)で、愛人が冬湖(♀)と言う某所の感想に成る程と思った。この人の作品の何がいいかって凄くSFSFしてるところだなぁ。人類の進化、次の段階、宇宙の誕生、超技術、とSFの素敵ワード満載。なにより、覚醒者のことを「アウターシンガー」と歌に例えるところが私好み。
 やはり、ここ数年で一番の大型新人だなぁこの人。負けられない。



小説【とらドラ】(竹宮ゆゆこ)4
とらドラ! 4 (電撃文庫 た 20-6)
 ぷっへー、面白い。
 ジムちんに勧められて読み始めたシリーズだが、4巻で櫛枝さんが本格参戦。前半はゆっくりとした展開だったが、後半の花火のシーン辺りは圧巻。ああ、青春してるねぇ、こいつら。
 とはいえ、ラノベ小説は女が男を取り合うパターンは多いが、男が女を取り合うパターンは少ないのねぇ。「ネギま」の作者である赤松先生も「オタクに売れる話を書くなら男主人公に恋のライバルを作らない事だ」と言ってたし、オタクはあくまで女どもが争うのを見たいのであって、男同士で女を取り合う話はいやなのかねぇ。売れるって難しい。
 まあ、それはともかくとしてとらドラ4はなんのかんのでシリーズで一番好きだ。幽霊の話関連とかとても最高。大河EDじゃなくてゆかりんEDでいいや。



小説【刀語】(作:西尾維新)第一話:絶刀・鉋
刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)
 面白かった。とはいえ、化物語に比べると薄いし、文字数が少ないので値段効率が悪い。他人には勧められない。(主に金銭面で)とはいえ、この人やっぱり戦闘ものは向いてないなぁ。



小説【DDD】(作:奈須きのこ)1
DDD 1 (講談社BOX)
 やはり、きのこさんの作品は面白い。菌糸節全開。
 とはいえ、全部が全部叙述トリックなのでミステリー好きはトリックのバリエーションが単調だ!!と言うかもしれない。
 でもまぁ、妹が兄を殺したがるところとかとても好き。ポニテだしね。
 月姫FATE世界とはクロスしてない。
 話としてはこれまでの作品が燃え中心だったのに対し、徹底的に低体温・倦怠的・虚脱物語。ひたすら暗い。
 人間が鬱になり過ぎたら人間としてのカタチを保てなくなって「悪魔憑き」と呼ばれる化け物になってしまい、暴れ出すというトンデモ世界だが、色々と深い。
 傷のあるハッピーエンド感が好み。



 と、だだっと書き連ねる。
 さてと、次に読む予定の小説を羅列。
小説【ロケットガール】(作:野尻抱介)3.私と月につきあって
小説【黄昏色の詠使い】(作:細音 啓)イヴは夜明けに微笑して
小説【ナハト・イェーガー】(作:涼元悠一)〜菩提樹草の闇狩姫〜